【イラストレーター】ファミコン風のドット画像を作る方法

今回はイラレのモザイク機能を使い、ファミコンのような画像を作っていく方法を紹介します。

まずドット絵にしたい画像を用意する

画像を張り付ける場合はリンクではなく、埋め込みにしておきます。

また、パスデータはラスタライズして画像データに変換しておきましょう。
ラスタライズはオブジェクト→ラスタライズでできます。

モザイク機能を使う

CS3以前は、フィルタ→クリエイト→モザイク
CS4以降は、オブジェクト→モザイクオブジェクトを作成
タイル数は正方形にしたい場合、幅を選んで「比率を使用」をクリックすると正方形になるタイル数に自動的に設定してくれます。

今回は幅40、高さ56の正方形で作ります。

ラスタライズデータを削除にチェックを入れておかないと、元の画像データが残ってしまうので、チェックを入れておきましょう。

余分な部分を消去する

ドット画像が出来上がりました。

ただし、画像データは四角形なので余分な部分もモザイクとして残っています。

地道に余分な部分を選択しdeleteしていってもよいのですが、面倒なのでフォトショップがある場合は、いったんドット画像を保存しておいて、フォトショップの「自動選択ツール」で余分な部分を透明にしてしまいましょう。

選択する際には、開いた画像は背景からレイヤーに変換しておきましょう。
この作業をやっておかないと、ゲーム風の黒背景にしたときに、悲しいことになります。

セリフなどを入れて完成


ウィンドウは四角を描いたあと、角を丸くしておきます。
今回は文字をよりレトロゲーム風に近づけるために、フリーフォントの「DQフォント」(http://sutton-kyouwa.com/)を使用しています。

まとめ

イラレの機能を使うと簡単にドット絵が作れますね。
結構楽しいので、あなたもチャレンジしてみてください!